ファンタジック・カヌマ

近藤勇一&水野博章 短編上映会

秘密基地カヌマへようこそ! 鹿沼で生まれたショートフィルムたち

1/19(土)-1/20(日) 7:00pm開映

*各日上映内容が異なります

鹿沼とショートフィルム

那須ショートフィルムフェスティバルに観光部門という枠があります。「うちの市で(町で)短編を撮りませんか」という栃木県内の自治体が名乗りを上げ、興味を持った映像クリエイターがそこに企画を応募するという部門です。鹿沼市は2012年からこの部門で企画募集をしています。近藤はこの一回目に企画を提出し『ネコヤドのハルとアキ』を制作しました。学生以来の自主制作でしたが、鹿沼という不思議な懐かしさのある空間のおかげでささやかながらも充実した作品創作となり、引き続きその翌年も同枠に企画を提出し『田園の小さな恋』を制作しました。
そして、映画祭終了後も鹿沼では精力的に地元上映会が開催されているのですが、2014年に水野が近藤に誘われて鹿沼上映会に参加しました。水野は学生時代に近藤と同じ映画研究会に所属していた事もあり、これをきっかけに眠っていた水野の映画制作熱が再燃します。そして三年連続企画を提出し今回上映する鹿沼三部作が作られました。
近藤と水野の自主制作映画熱を二十年ぶりに(?)アツくしてくれた鹿沼。その懐かしい景色の向こうに、異界を空想してしまう近藤と、あの娘に恋した夏の暑さを思い出す水野、いまさら新人監督でもないし、登竜門は老眼で見つけられないし、世界に羽ばたくには腹も出てきた、そんなふたりのオジサン監督が鹿沼の中心で愛を叫ぶ趣味感満載のショートフィルムたち、どうぞご堪能ください。