OuterWorldX

海外の自主制作SF映画が続々登場!

■ 外世界X?

外世界Xと書いてアウターワールドX

 本企画は高円寺シアターバッカスにて開催されている月例上映会「SF特撮映画セレクト」の1コーナーとして始まった海外作品の上映シリーズです。日本ではなかなか観る機会がない(日本語字幕付きで観る機会がない)海外のユニークな自主制作SF映画を日本語字幕をつけて上映しています。
 近年、様々なオンライン化や翻訳アプリの機能向上によって、日本のフィルムメイカーの海外映画祭応募も活発になってきました。でも言葉の問題もあって映画祭で上映されている海外作品にまで興味をもつ方は少ないのが現状です。もっと世界中の無名フィルムメイカーたちから刺激を受けてみませんか? きっと日本のフィルムメイカーと観客にとって新たな可能性や楽しみが広がるはずです。さあ、一緒に未知なる外世界へと冒険にでかけましょう!

外世界X ディレクター

近藤勇一

監督したSF短編映画『量子の夏』(2018年)で各地の海外Sci-Fi映画祭に参加。映画祭で出会った作品とフィルムメイカーたちから大きな刺激を受け、本企画を始動。

外世界X 字幕翻訳

桐生あすか

アメリカ カリフォルニア州出身
現在高校3年生の期待の新人バイリンガル・タレント。ソレイユ所属。

外世界X始動にあたって

 『量子の夏』で各地のSci-Fi映画祭に参加した際、僕自身は英語は不得手ながらも海外作品の幅広さに大いに魅了され、同時に海外フィルムメイカーの多くが日本での上映に興味を持っている事も知りました。 ただ日本にはSFメインの国際映画祭は今はなく、かと言って無名の海外監督作品を上映するのはリスクが高い。
 そんな折、去年(2022年)、高円寺シアターバッカスで開催されている「SF特撮映画セレクト」にて自分の作品を連続して上映していただく機会をいただきました。月例で国内の自主制作SF映画を上映しているここでなら、海外インディーズSF映画を紹介していけるのではないか?主催のハッピモンスターズの主宰・豊場さんに提案したところ快諾。でも残る問題は翻訳。 そこに今年(2023年)の春になって舞い降りた天使が桐生あすかさん。新人タレントさんとして撮影させていただく機会があったのですが、なんと米国在住していたバイリンガルとの事。さっそく翻訳協力を相談させていただいたところ、ありがたいことに快諾。スーパー女子高生の登場により、ここに外世界Xが始動したのです。
 ここにあらためてハッピーモンスターズの豊場さん、高円寺シアターバッカスの丸山さん、そして桐生あすかさんに御礼申し上げます。さらにこの企画を思い立つきっかけを作ってくれた『ハッシュタグ』のベン・アルピ監督、そして台湾から来日してくれて僕らの最初の一歩を踏み出させてくれた『レイズ・オブ・ザ・サイボーグ』のヤン・H・リー監督にも心より感謝。
 外世界Xにどうぞご期待ください!

近藤勇一