外世界X始動にあたって
『量子の夏』で各地のSci-Fi映画祭に参加した際、僕自身は英語は不得手ながらも海外作品の幅広さに大いに魅了され、同時に海外フィルムメイカーの多くが日本での上映に興味を持っている事も知りました。 ただ日本にはSFメインの国際映画祭は今はなく、かと言って日本では無名の海外作品を上映するのはリスクが高い。
そんな折、2022年に高円寺シアターバッカスで開催されている「SF特撮映画セレクト」にて自分の作品を連続して上映していただく機会をいただきました。月例で国内の自主制作SF映画を上映しているここでなら、海外インディーズSF映画を紹介していけるのではないか?主催のハッピモンスターズの主宰・豊場さんに提案したところ快諾。でも残る問題は翻訳。 そこに2023年の春になって舞い降りた天使が桐生あすかさん。新人タレントさんとして撮影させていただく機会があったのですが、なんと米国在住していたバイリンガルとの事。さっそく翻訳協力を相談させていただいたところ、ありがたいことに快諾。スーパー女子高生の登場により、ここに外世界Xが始動したのです。
ここにあらためてハッピーモンスターズの豊場さん、高円寺シアターバッカスの丸山さん、そして桐生あすかさん、中原涼葉さんに御礼申し上げます。さらにこの企画を思い立つきっかけを作ってくれた『ハッシュタグ』のベン・アルピ監督、そして台湾から来日してくれて僕らの最初の一歩を踏み出させてくれた『レイズ・オブ・ザ・サイボーグ』のヤン・H・リー監督にも心より感謝。
外世界Xにどうぞご期待ください!